Sakura Yoshida / Sakura / よしださくら

Sakura Yoshida / Sakura / よしださくらのレビュー・評価・感想

Sakura Yoshida / Sakura / よしださくら
10

Sakura Yoshidaはここが違う

Sakura Yoshidaはは、男女を問わず日本で数本の指に入ると思われる技術と表現力があるギタリスト。日本人のヘヴィメタルギタリストでも世界レベルで難しい曲を弾けるというギタリストは何人もいるが、彼女の凄いところは、それを楽しそうに演奏し、楽しそうな音で弾けるところである。インペリテリのカバーで有名だが、私がすごいと思うのはドラゴンフォースの「Give Me The Night」のカバー。弾くのが楽しくてしょうがないんだろうなという動作と音で溢れかえっている。大げさにマイケル・シェンカーのフレットを凝視して弾くまねをしているのも微笑ましい。
彼女のギターは白いフライングVである。リバースヘッドにワンハム、ミラーピックガードが特徴。それ以外の特徴は、スクウェアポジションマークとボディエンドのストラップピン。後に書いた特徴はマイケル・シェンカーと全く同じであることから、彼女がマイケル・シェンカー好きだということが分かる。マイケル・シェンカーが好きならばギターの「音色」にこだわるはずである。この点からしてもたくさん溢れている、超高難度早弾きカバーギタリストとは一線を画す存在だということが分かる。
また、私の周囲の人たちが口を揃えて言うのは、彼女がとても美人であること。彼女は本格的なギタリストなのにもかかわらず、「ギターを弾いているアイドル」的な扱いを受けている人たちを、その美貌で圧倒している。これは大いに有利に働く点であり「音楽の内容が分からないからとりあえず見た目で決める」という人たちにも訴求する。
技術力の高さ、紡ぎ出す音だけでなく、見た目の美しさにおいても最上級の存在であるSakura Yoshidaを私は強く推薦する。