ファランギース

ファランギース

ファランギースは『アルスラーン戦記』に登場するミスラ神を信仰する女神官(カーヒーナ)。文武両道に優れた、「銀色の月のような」と称されるほどの美女である。その美貌は自他共に認めるところ。その美貌ゆえ、ギーヴやクバード、ラジェンドラといった男たちから言い寄られているが、拒絶している。一方でアルスラーンなどの年下に対しては姉のような面倒見の良い一面を見せる。
弓の扱いに優れており、精霊(ジン)の声を聞いて水晶の横笛を奏でることで彼らを使役することができる。
ファランギースはミスラ神殿がアルスラーン生誕時にその名で寄進されたものであることから、アルスラーンを守護するべく神殿から派遣された。アルスラーンと合流後はアルスラーンを心身両面から支えていく。大戦後はフゼスターン地方の神殿に戻ったのち、再びアルスラーンのもとに身を寄せて巡検使と宮廷顧問官(ブラフマン)の任に就いた。

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