ヘレン・ケラーの知る人ぞ知るエピソード・逸話
『奇跡の人』でも知られるヘレン・ケラー。乳児期に目、耳、口の三重苦を負った彼女ですが、少女時代のエピソードの方が有名すぎて、「結局何をした人なの?」とよく知らない、という人も多いのでは?そこで、ヘレン・ケラーにまつわるエピソード・逸話をまとめてみました。彼女の著書等から知ったものがほとんどです。
Read Article
ヘレン・アダムズ・ケラーとは、アメリカ合衆国の作家であり、障害者権利の擁護者、政治活動家、講演家の女性である。生後19か月の時に病気が原因で視力と聴力を失い、6歳までは身振り手振りを使い意思疎通をとって生活していた。7歳の頃、アン・サリヴァンと出会い言葉や読み書きを覚え、盲学校と聾学校、そして普通学校で教育を受けた後、ハーバード大学のラドクリフ・カレッジへと進学する。そこでバチェラー・オブ・アーツの学位を得た初めての盲ろう者となった。
そして障害を持つ人々や女性参政権、労働者の権利、世界平和のため運動を起こすなど、世界各地を訪れ障がい者の教育・福祉の発展に尽くした。
アーサー・ペン監督による、ヘレン・ケラーの生涯と彼女に寄り添い続けたアン・サリヴァンの偉業が描かれた映画『奇跡の人』は、アカデミー賞で5部門にノミネートされ、主演女優賞(アン・バンクロフト)、助演女優賞(パティ・デューク)を受賞した。