エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス / Everything Everywhere All at Once

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス / Everything Everywhere All at Onceのレビュー・評価・感想

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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス / Everything Everywhere All at Once
7

ジェットコースターに乗っている感覚

アカデミー賞授賞式で話題になっていたため見ました。
主演のミシェル・ヨーさんだけでなく、出演者全員の演技が半端なく素晴らしいです。脇役という脇役がおらず、みんなしっかりと出ている作品で見ていて人の顔がすっと覚えられます。表情や感情の切り替えを即座に感じることができ、普通なら理解できないだろうストーリーをわかりやすくしてくれています。ネタバレを極力省いて説明すると盛大な家族喧嘩という感じです。

ストーリーの序盤はこの映画はこういう感じの映画なのかなー…と思いながら見ていると途中から不穏な雰囲気になり、想像できない奇想天外なことが次々と巻き起こり、映画においていかれる人も出てくるのではないかと思うような感じでした。
中盤から後半にかけては「なぜ??」と思うような展開もありましたが、ストーリーの序盤からおかしかったため、今更かと思えました。ファンタジーやアクションが好きな人はきっと興奮するようなシーンが何度もあるかと思います。最後のほうには謎に感動できるようなシーンもあるのでジェットコースターみたいな映画が見たい人は絶対好きだと思います。
映像の技術、衣装もすごいので細かいところまで何度かも見ても楽しい作品です。ただし、なかなか下ネタも多いので家族で見るには人によっては気まずいかもしれませんのでご注意ください。