ハレンチ学園

ハレンチ学園

『ハレンチ学園』とは、永井豪によるギャグ・学園漫画。『週刊少年ジャンプ』誌上にて1968年から1972年まで連載された。漫画を基にした実写テレビドラマ版・実写映画版・OVA版などがある。連載当時としては過激な性描写と破天荒なストーリーで人気と話題を博し、永井豪の初期の代表作品であるとともに草創期の『週刊少年ジャンプ』を支えた作品として知られた。日本一ハレンチな学校「聖ハレンチ学園」を舞台に、そこに集った常識外れの生徒たちと教師たちが巻き起こす騒動を描いたギャグ・学園・セクシー漫画である。

ハレンチ学園のレビュー・評価・感想

ハレンチ学園
7

「ハレンチ学園」のスピンオフ「ハレンチゴルファー十べえ」の感想…これはゴルフ漫画ではありません。ハレンチ漫画です。

永井豪原作のハレンチ学園のスピンオフ作品。十べえ、山岸、イキドマリ、あゆちゃん、おなじみのキャラたちがゴルフウェアに身を包み、ゴルフプレイヤーを育成する教育方針へと変わったハレンチ学園でプロ入りを目指す……と思いきや、やはりハレンチ学園だ、と悪い意味で納得する内容だった。
第一話でひげゴジラたちが考えた実践のゲームの授業で、学校周辺の町中をゴルフコースにして女子だけに打たせてミスしたら脱衣を強制させるうえにそのまま町内を歩かせるという、がっつりとしたセクハラを行っていた。しかもハレンチ学園は小学校、つまり十べえたちは小学生だということを一瞬忘れるレベルのナイスバディが露出している場面がでかでかと描かれて、紳士淑女たちもニッコリなエロスをかっ飛ばしていた。
もちろん、第一話以降もハレンチ要素がてんこ盛りだった。十べえとあばしり一家のお菊とのまじめなゴルフ決の最中で、超能力や小細工で二人のヒロインの服が大勢の観客の前で破かれたり、マカロニ先生の娘とのプレー対決では敗者への罰ゲームがとても「罰ゲーム」と軽い名称で呼べないほどエッチすぎる内容だったり、顔以外すべて丸出しのけっこう仮面が大量に出現したりと、ハレンチがぎゅうぎゅう詰めで、もとの「ハレンチ学園」よりもパワーアップしていた。
内容が気になったそこの紳士淑女のあなたへ、この漫画は昔に販売されていたものなので、まんだらけかオンラインショップで購入することをお勧めする。