それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌

それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌のレビュー・評価・感想

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それいけ!アンパンマン ブラックノーズと魔法の歌
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みんなを不幸にする少女がメロンパンナに出会い変わっていく

少女カーナは嵐の夜に暗闇の森に落ち、それ以来ずっとそこで育ちました。
「暗闇の笛」を吹くと暗い気持ちになる、悪夢を見てうなされる力がありました。母親のブラックノーズに「暗闇の笛」を持ち、アンパンマンワールドに行くように言われたカーナは、音色を広めることになりました。
アンパンマンワールドに行くとき、カーナを不幸にする「美味しい物を食べてはいけない、歌ったり、踊ったりしてはいけない」と注意されました。
その頃アンパンマンワールドでは、飾りや大道芸、音楽など、お祭りの準備の最中でした。
メロンパンナと出会ったカーナは、アンパンマン工場で保護され、夜になると町の人々を苦しめる「暗闇の笛」を吹きました。
アンパンマンやメロンパンナと交流するカーナは、当初母親の言いつけどおり歌や食べ物から逃げました。しかし、歌やダンスが「よい物」とわかったカーナは、母親に「『暗闇の笛』を止める」と伝えると、母親は本性を見せアンパンマンワールドに襲いかかります。
歌を通じたメロンパンナとカーナの友情が見所です。
当初、歌わない、踊らない、食べない、笑わない少女が気になるメロンパンナは、カーナに寄り添い気にかけました。よく話しかけ歌っていたメロンパンナの、無理に誘わず来るまで待つ姿勢がすてきでした。
歌い始めたカーナにすぐ声を合わせるときは、やっと心が通じ合った瞬間でした。その後、全員で歌う「アンパンマンマーチ」は、よく聞く歌の感じと異なり、楽しそうできれいな歌声で、注目してほしいです。