インディ・ジョーンズと運命のダイヤル / Indiana Jones and the Dial of Destiny

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル / Indiana Jones and the Dial of Destinyのレビュー・評価・感想

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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル / Indiana Jones and the Dial of Destiny
7

もうちょっと早く撮影していたらな!!

作品を見終わった後の一言。
ブラボー!!
まずは若かりし日のインディのアクション!文句なしの100点で血湧き肉躍った。
それが一通り終わり、数十年後。そこには輝かしい時代のインディはそこにはおらず、教授の引退をして誰にも相手にされない可哀そうな老人ジョーンズ博士が現れる。
なんと前作の妻とは別居中でシャイア・ラブーフが演じていた息子は戦死していた…。鬱展開???

そこから相方の微妙にキレイな今回のアクション担当のヒロインが現れて、魔宮の伝説でのチャイナ子役の立ち位置のような悪ガキが仲間になる。
インディ・ジョーンズといったら目が離せないカーチェイスが見どころであるが、今回のカーチェイスはトゥクトゥクである。スピード感というよりも危なっかしさがあった。
そこからはあまり記憶がなくネオナチスが現れて、ダイヤルというタイムリープのガジェットで古代ギリシア時代にタイムスリップ!
300のようなアクション後に敵を倒し、ジョーンズ博士は帰り際に「ここに残る!」と意地を張り、ヒロインは「時代が変わっちゃうからダメ!!」と止める。ジョーンズ博士は「嫌だ!!残る」と頑なに意地をはる…。
老害を表現しているのかこれらの時代改変するしないやり取りは、前作までのジョーンズ博士なら絶対にしないことだと思う。
なんだかんだで現世に戻り、妻とのあのキスシーン。これはファンなら涙ものである。

結果!もっと早く撮っていたらハリソンフォードのアクションは増えていただろうし、タイムリープという今では使いまわされたガジェットは真新しかったものだったろう。
10年前くらいに出せばよかったのかな。
でも面白いことは面白い!!
個人的に★4つくらいであるが、もし公開が10年前だったら同じ内容でも★5つだったと思う。