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なぜチート能力を使用した解決方法にしてしまったのか？
眼球抉り出し！脳みそ丸出し！男性のあそこを破壊！ゴア表現大好きな人にはたまらない残虐っぷりでした。しかし、残虐描写に力を入れておきながら、今作のヒロインがクラウンとの闘いで一度死んでしまった後に、説明なしでいきなりファンタジックに生き返るチート能力で復活してクラウンに勝利する結末には、大変がっかりしました。ヒロインや登場人物たちの身にまとっているハロウィンの衣装や、ヒロインの悪夢の中のピエロが主役のお菓子屋のスタジオに、ヒロインがピエロにおびき寄せられた深夜の遊園地のお化け屋敷の内装など、場面ごとのセットや衣装が大変手が込んでいたというのに…結末があれはないでしょうよ、なぜ肝心な決着の場面で手を抜いたんでしょうか！？鑑賞から一か月が経過してこのレビューを書いている際にも、あの時の怒りと落胆の気持ちで吐いた映画館でのため息を忘れられません。エンディングクレジットで続編を作る兆候があったけれど、第2弾で脳と心に強く刻み込まれるレベルのがっかり感を与えられたので、もっと酷くならないか、いささか心配になります。それから、第三弾ではクラウンに殺害される人物の線引きを明確にしてほしいなあという気持ちもあります。