60年代カリフォルニアのビーチと風を感じろ!ビーチボーイズという神バンド!
ザ・ビーチ・ボーイズはウィルソン兄弟を中心に1960年代アメリカ・カリフォルニアで結成されたロックバンド。当時のアメリカでは若者文化がとても勢いがあり、ザ・ビーチ・ボーイズもその勢いの中で結成され、人気を博した。
全ての曲はカリフォルニアのビーチ礼賛。サーフィンして可愛い女の子とデートして、「カリフォルニア最高」というそのイメージは何も間違っていない。「California Girls」や「Surfin USA」といった楽曲はアメリカ・カリフォルニア・ ビーチの3要素がここぞとばかりに詰まっている。
しかしそんなビーチ・ロックな曲だけではなく、彼らにはスピリチュアルや音楽的に攻めた楽曲もあるのはご存知だろうか?フロントマンとしてボーカルを担っていたブライアン・ウィルソンはソロでも活動しているが、彼は敬虔なクリスチャンであり、キリスト教に準じた教会音楽のような楽曲も作っている(「love and mercy, gods only know」など)。
また、当時実験音楽のみで使われていたテルミンという楽器兼機械を、いち早く楽曲内に取り込んだことでも有名である。(Good vibration)。
彼らは若者向けの大衆音楽としても人気を博しており、その面のみが強調されることも多いが、深い音楽性や実験性も持ち合わせている稀有なバンドである。