あすなろ白書

あすなろ白書のレビュー・評価・感想

あすなろ白書
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柴山ふみさんの『あすなろ白書』を読んで

文集文庫から出ている、柴山ふみさんのあすなろ白書という漫画を読みました。この物語は、高校三年生の園田なるみが、予備校で掛居保、取手治、松岡純一郎、東山星香と出会うところから始まります。
高校時代に、陸上に取り組んでいた園田なるみが、陸上の道を諦め、一般受験で大学を目指すことに。
一浪後、大学に合格した、園田なるみは、取手治、東山星香と再会し、2人からあすなろ会という集まりに誘われます。
あすなろ会の集まりに連れていかれた、園田なるみは、あすなろ会で、二浪中の掛居保が生活のため、ホストクラブでアルバイトをしていることを知り驚きました。園田なるみは、スポーツ同好会に入り、大学でちやほやされますが、同じ大学の取手は、アルバイトのホストクラブの接客で苦戦しています。また、園田なるみは、掛居保から、取手と交際してほしいと言われます。
その後、園田なるみが、掛居保と、取手治との三角関係で悩んでいることを東山星香に相談しました。園田なるみと、掛居保の関係も徐々に進展していくことがわかります。その一方で、園田なるみは取手治からも交際をせまられます。高校の予備校生活から、大学生活までの期間をどう過ごすか、考えさせられる漫画といえます。