バイオハザード RE:4 / Biohazard RE:4 / Resident Evil 4 (2023 video game)

バイオハザード RE:4 / Biohazard RE:4 / Resident Evil 4 (2023 video game)

『バイオハザード RE:4』は2023年にカプコンからPS5、PS4、Steam用ソフトとして発売されたゲームで、『バイオハザード4』のリメイク作品。2020年に発売された前作『バイオハザード RE:3』から続く『REシリーズ』3作目である。"アンブレラ事件"から6年後、アメリカ政府のエージェントとなった主人公レオンは、大統領令嬢であるアシュリーを奪還すべく、スペインのある村を訪れる。

バイオハザード RE:4 / Biohazard RE:4 / Resident Evil 4 (2023 video game)のレビュー・評価・感想

バイオハザード RE:4 / Biohazard RE:4 / Resident Evil 4 (2023 video game)
7

バイオシリーズの中では難しい部類の作品

『バイオハザード4』のリメイク作品であり、グラフィックが綺麗になったうえ、さらにクエスト要素が加わって、より面白くなったと思います。
オリジナルの時点でそれなりに難しさを感じられる作品だったので、リメイク後の作品に関しても割と難しいと思います。
私はバイオハザードシリーズのプレイはこれが2作目でしたが、かなり難しく感じられ、スタンダードでクリアしたものの、相当な回数ゲームオーバーになったと思います。
歴代の作品の中でも難易度は高めになると思うので、そこを理解したうえで始めた方がいいかもしれません。
そういう意味では、本作はアクション要素が強めであり、ホラー要素はそこまで感じられないと思います。プレイしていて怖さを感じるシーンはあまり多くなく、敵を倒していく爽快感の方が印象深いと言えるでしょう。
長くもなく、短くもなく、ボリューム的にもちょうどいいと感じられました。ただ、後半になるとプレイが単調になっているような感覚があり、舞台は変わっているものの、やっていることはあまり変わらないと感じてしまいました。
理想的なリメイクが施され、全体的には十分に面白さを実感できるものの、そこは個人的にはやや気になる箇所になります。

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10

バイオハザードシリーズ最高峰、極限の恐怖に挑め

「実現は不可能」と言われていたバイオハザード4のリメイクである本作。グラフィック、攻略内容も大幅にグレードアップして私達の元へやってきた。バイオハザード4を愛する人はもちろん、バイオハザードシリーズが好きな人、もちろん初めてバイオハザードをプレイする人にもオススメの内容となっている。
描かれているのはラクーンシティ事件から4年後という設定。大統領の娘アシュリーを救うためレオンはヨーロッパの廃村に向かう。本作は敵キャラを含め、たくさんの個性的なキャラクターが登場する。突然レオンの前に現れる謎の男ルイス、レオンのピンチに必ず登場する妖艶な美女エイダ、何やらレオンと昔因縁があったと思われるクラウザー…登場するキャラクターが皆とにかく個性的でカッコいい。ストーリーやキャラクターだけではなく、もちろん肝心の銃によるアクションやナイフを使った接近戦も本作の魅力だ。本作では弾薬は主にガンパウダーによるクラフトとなる。難易度にもよるが、たくさんのクリーチャーが登場するので効率よくガンパウターを回収し、弾薬を無駄にしないようにきちんと命中させることが要となる。また、ナイフによる接近戦は時に銃による攻撃より強力で有効な手段だ。横に斬る斬り方と突き刺し攻撃も可能で、用途によって使い分けてみよう。大幅にグレードアップしたグラッフィックにより恐怖も増大している。ぜひレオンになりきって、アシュリーを守りきる恐怖の脱出劇にチャレンジして欲しい。

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9

バイオハザードの最高傑作!

バイオハザードというゲームをご存知でしょうか。
カプコンの人気タイトルの1つであるバイオハザードですが、2023年3月23日にバイオハザード4のリメイク版が発売されました。バイオハザードは多くのナンバリングが出ているのですが、その中でもバイオハザード4は一番人気があると言っても過言ではありません。
バイオハザードといえば「ゾンビ」というイメージが強いかもしれませんが、バイオハザード4に関しては「ガナード」と呼ばれるモンスターが出てきます。これはある怪しい宗教団体が信仰していた「プラーガ」という寄生虫を人や犬などに投与することによって生み出されたものを指します。ゾンビと違って少し知能があるため、チェーンソーや金属バットを使用するなどかなり恐怖を感じました。脅かし要素やフィールドのテイストによりホラー感が演出されており、ホラー好きにはたまらない作品です。
しかし、アクション要素も強く、ハンドガン・ライフル・ショットガン・ナイフ・手榴弾・閃光弾などたくさんのアイテムを駆使しながらガナードと戦うのは非常にやりがいがあります。頭を使いながら、スマートに倒すのもよし、エイムを信じてがむしゃらに倒すのもよし!やり込み要素もたくさんあるので、何周もして実績を集めるのもやりがいがあるでしょう。
プレイヤーによって様々な遊び方ができる作品です。

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8

大ヒットゲームのリメイク作品

『バイオハザード RE:4』は、シリーズ初のTPS(サードパーソンシューティング)視点を導入し、新たな敵や戦闘システムを取り入れたことで、シリーズの枠を超えた大きな成功を収めた名作ゲームの一つです。

私自身もこのゲームの原作をプレイしたことがあり、グラフィックや音楽、ストーリー、ゲームプレイなど、様々な面で非常に高いクオリティを持っていると感じました。特に、敵が非常に怖く、スリル満点のアクションが楽しめることが魅力的でした。

リメイクにあたり、シームレスな展開により、ストーリーにも深みが増し、主人公であるレオン・S・ケネディの成長や、彼が抱える過去のトラウマなどが描かれている点も良かったと思います。

また原作はアクションに注力しており、戦うことを楽しめた一方、このリメイク作品はホラーにも突出していて、暗闇を活用した演出や、聞こえてくる音声でこの先を想像してしまう点は、ゲームを進めることを躊躇してしまう程でした。

原作で好評だった、武器の改造システムやトレジャーアイテムも継承されており、新規ユーザーだけではなく、既存のユーザーも楽しめる作品となっています。

総合的に見て、『バイオハザード RE:4』はゲーム史に残る名作の一つであり、今でも多くのファンに愛されている作品だと思います。