映画刀剣乱舞 -黎明-
『刀剣乱舞』はオンラインゲームですが、様々なメディアに展開しています。アニメ、舞台やミュージカル、そしてそれを劇場版にしたものや、映画、そしてついに歌舞伎にもなりました。それぞれ良さがあり、どのジャンルから入るかは人により違うと思います。私は舞台から入り、舞台の劇場版、アニメ、映画と繋がってきました。
今回の『映画刀剣乱舞 -黎明-』の舞台は現代であり、、歴史が苦手な人も楽しめると思います。平安時代の事件が発端となっているので、今までの作品の世界感を壊さない内容となっていました。
舞台やミュージカルと違うところは、刀剣男士の数の多さです。その存在自体が消えるかも知れないため、全本丸をあげて事態収束に向かうのですが、30振りが集まったところは壮観です。一列に並び順に刀を抜いていくシーンは圧巻で、目の保養になります。情報が公開された時は10振りの情報のみだったので、作品を目にして驚きました。
人の想いを描いた作品なので、戦闘シーンが少なめになっており、もう少し殺陣があればなぁと感じました。ともあれ、『刀剣乱舞』を初めての観る方も楽しめる作品だと思います。新しいジャンルの趣味が見つかるかもしれません。