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小林よしのりさんのゴーマニズム宣言スペシャル新戦争論1という漫画を読んで
株式会社幻冬舎から出ている、小林よしのりさんのゴーマニズム宣言スペシャル新戦争論1を読みました。小林よしのりさんは、1953年、福岡県生まれの漫画家です。1976年に、大学在学中に、「東大一直線」という漫画でデビューしています。ジョージ・W・ブッシュ政権時代のアメリカが、イラク戦争をした際の漫画が載っているのが印象的です。当時の、ジョージ・W・ブッシュ大統領が安保理の決議案が反対多数で否決となり、米国が安保理の採決を避け、独断で開戦に踏み切った際の、米国批判を小林よしのりさんが展開しています。アメリカのジョージ・W・ブッシュ大統領だけでなく、イギリスのトニー・ブレア首相も、アメリカに同調したとして批判を展開しています。フランスのシラク大統領も、拒否権を行使し、開戦を反対したことも書かれています。小林よしのりさんは、この頃に起きたイラク戦争は、アメリカが国連、国際法を無視した点がよくないと批判しています。このような視点は、2022年に始まったウクライナ戦争においてもいえることで、私は、ウクライナのゼレンスキー大統領、ロシアのプーチン大統領の動きに注視していくことが大切だと思いました。この漫画を読んで、自身の身の周りで起きていることをしっかりと把握していくことが大切だと思います。