神達に拾われた男

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神達に拾われた男のレビュー・評価・感想

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神達に拾われた男
8

人間関係があたたかい異世界物語

ブラック企業に勤める竹林竜馬(39)はある日突然亡くなってしまいます。そして神様たちに会い、異世界で暮らすことになります。
異世界ではじめて出会ったのは魔物のスライム。竜馬はそのスライムを初めて使う魔法でティム(従魔術で魔物を従えること)をします。
それから3年後、異世界ではじめに降り立った森で竜馬はスライムたちを従えて、狩りをしながらスローライフを送っていました。
そんなある日、森の中でケガ人を連れた一行と竜馬は出合います。薬を分け、休める場所として自分の家を提供する竜馬。
一行の正体はジャミール公爵領の領主とその部下たちだったのです。子どもであるはずの竜馬の能力の高さに驚く一行でしたが、同時に危険な森に竜馬一人で住み続けることをとても心配します。
戦闘のスキルが高ければ森で暮らすのを反対しないと竜馬に小型確認水晶(スキルなどを見ることが出来る水晶)を使わせて能力を見ますが、精神と肉体の苦痛耐性がとても高いことに一行は驚きます。竜馬はきっと街で嫌な思いをしてきたんだと思った一行は、街が安全だと言っても竜馬は理解してくれなくても当たり前だと思い、仲間と考えを巡らせます。
一行と別れて2週間竜馬は一行との触れ合いを懐かしく思っていました。そこへお礼にと現れる一行と同じ年頃の女の子…。
竜馬の世界がここから広がっていきます。なぜ、竜馬の能力が高いのか?竜馬はこれからどんな冒険をしてどんな人々と触れ合っていくのか?
漫画を読んであなたの目で確かめてみてください。