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突っ込みどころのある面白い映画でした。
タイトルですぐに「ゾンビのサメが人を襲うんだろうな」と思ったのですが、とにかくツッコミどころの多い、三流映画でした。
まだCG加工が見られ始めた頃の映画かと思いましたが、2015年のアメリカ映画。ということで、CGが雑すぎてまるで玩具のサメのようでした。
ですが、ホラーやスリルが全くないというわけでもありません。ある程度の恐怖感は楽しめました。ただ恐怖映画としてではなく、ツッコミどころのある映画だということを頭に置いて観ると、違った意味で面白くて楽しめる映画でした。
ホラー映画特有の、腹が立つような存在の人や、ドジな存在も健在です。そして何よりもゾンビになったサメが出てくるのはもちろんですが、人間のゾンビもまさか出てくるとは思いもよらず、サメからも人間のゾンビからも逃げなければいけないという、ちょっと新しい感じでした。
ただもっと残念というのか、勿体ないと思うところがありました。サメがどうしてゾンビ化したかというシーンについてが、ただ言葉だけの説明で終わってしまっていたので、そこも映像としてシーンがあれば良い作品に近づけるのでは…と、思ったところです。
感染したサメに噛まれた人もゾンビになってしまうという点では、ゾンビ映画あるあるの噛まれたら…ですけど。そもそもサメに噛まれた時点で、普通に生きていられるのは少ないのではないかというところが、一番の突っ込みどころでした。