セイブ・ザ・ダイナソー / My Pet Dinosaur

セイブ・ザ・ダイナソー / My Pet Dinosaur

セイブ・ザ・ダイナソー / My Pet Dinosaurのレビュー・評価・感想

セイブ・ザ・ダイナソー / My Pet Dinosaur
7

ダイナソーよりモンスター!?

タイトルにダイナソーとあったので、「ジュラシックパーク」のようなものを想像していましたが、全然違うものでした。
これは恐竜とか怪獣というよりも、エイリアンに近い存在なのかも知れません。
どのようにその生体が来たのかはよくわかりませんでしたが、「MIB」や「グレムリン」をも連想させるような、不思議なモンスターでした。
ただ、まるっきし同じの生体が産まれるわけではなく、恐竜のような生体だったり、虫のような生体だったりと、そのあたりがどうしてそうなるのかは、結局、映画の最後まではわからずじまい。これは続編があればいいなと思うようなストーリーになっています。
「ET」のようにこの不思議な生物と仲良くなる少年と、その少年に育てられた生物。でも、成長するスピードが物凄く早く、家を破壊する程の大きさになってしまうと当然、隠しきれず。
仲良くなるのも、この生物を研究材料にするのも、少年には難しい選択が迫られます。
少年の気持ちもわかるけど、研究者達の気持ちもわかる。でも、この映画に登場する生き物は、ペットとは違ったまるっきり違うものです。ペットとして飼われていた猛獣が、飼い主の命を奪ってしまうのと同レベルの衝撃が描かれています。
少年の仲間達は生物を諦めるけれど、少年と生物の行方はいかに!?という感じの映画です。色んな映画がひとつに盛り込まれている感じはしましたが、なかなか面白かったです。