TAXiシリーズ

TAXiシリーズのレビュー・評価・感想

TAXiシリーズ
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子供の頃好きだった海外映画

私は子供の時から車が大好きで、車が出てくるテレビ番組や映画をたくさん見ていました。そんな私が子供の頃に好きで良く見ていた作品が、「TAXi」という映画シリーズです。この映画シリーズは、タクシードライバーの主人公とドジな刑事のコンビが様々な犯罪集団とカーアクションを繰り広げる作品です。
父に勧められたことをきっかけでこの映画を知り、子供ながら夢中で見ていました。私がこの映画を好きだった理由は、タクシードライバーである主人公のタクシーがスイッチ一つで変形するところです。変形する前は、街中を走る普通のタクシーと何ら変わりません。しかし、ひとたび車内にあるスイッチを押すと、車体がジャッキアップし、タイヤが外側にせり出し、エアロパーツ及びリアウイングが展開されて、まるでレーシングカーのような見た目に変形するのです。
「タクシーがレーシングカーに変形する」というシーンが非常にカッコ良く、それと同時に「こんな車があったら乗ってみたい」と目を輝かせながら見ていたのを未だに覚えています。更に、シリーズを追うごとに変形も強化されていて、2作目ではジャンプ用の翼が展開されたり、3作目ではタイヤがキャタピラーに変化したりと徐々にパワーアップしていく演出にもすっかり魅力されていました。また、変形したタクシーで街中を疾走するのも好きだった理由の一つでした。
外見だけでなくエンジンにも改造が施されており、時速200kmという目にも留まらぬスピードで街を疾走して行きます。
パトカーはもちろん、列車すら簡単に引き離してしまうことが可能で、あっという間に乗客を目的地まで送り届けて行くのです。
現実ではありえないシーンですが、童心の私は映画ということを忘れてしまうほど夢中で見ていました。数ある映画の中でも「TAXi」シリーズは、子供時代の私に興奮とロマンを与えてくれた素晴らしい作品でした。

子供の頃好きだった映画について紹介しましたが、いかがでしょうか?そこまで知名度の高い作品ではありませんが、車が好きな方もそうでない方も誰でも楽しめるシリーズとなっています。気になった方はぜひ本映画をご覧になってみてはいかがでしょうか。