ソー:ラブ&サンダー

ソー:ラブ&サンダーのレビュー・評価・感想

ソー:ラブ&サンダー
8

「ソー:ラブ&サンダー」はアメコミらしいギャグ満載のマーベル作品

今や数多くあるマーベル映画ですが、初期からマーベルを支えてきたヒーローのひとりが「ソー」です。
ソーの作品は本作で4作目となります。
「アベンジャーズ/エンドゲーム」後のソーの姿を描いた作品ですが、タイカ・ワイティティ監督のコメディセンスが光る作品になったと言えるでしょう。
アメコミらしいポップな色合いとギャグ満載のシーンで作品を彩りながらも、ソーがヒーローとして「喪失」してきたものに対峙する姿も描かれています。
そして今作の見どころのひとつが、ナタリー・ポートマンが演じるソーの元恋人・ジェーンがソーとして共闘することです。
ソー&マイティ・ソーによる笑いありドラマありのアクションシーンは必見ですよ。
豪華俳優たちがカメオ出演していたり、俳優たちの実際の子どもたちが登場したりと、マーベル作品ならではの遊び心や小ネタもちりばめられています。
マーベルファンの方は、ストーリーを追うだけでなく小ネタ探しをしてみるとより作品を楽しめるのではないでしょうか。
笑いとアクションに溢れた今作は、アメコミらしい清々しさを求める方にもおすすめです。
作品を観終わる頃には、愛とロックにあふれたソーの生きざまに惚れてしまいますよ。