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朝比奈が愛おし過ぎる、、、
スーパーロボット大戦にも登場する超有名なロボットアニメの劇場版。
TVアニメシリーズ放映後、TVアニメ全26話を再編集、新作カットを追加し、劇場用化された作品。
小説「ロードス島戦記」でイラストを担当した出渕裕さんの初監督作品でもある。
内容はTVアニメでは複雑かつやや冗長だったストーリーを大幅にカットし、主人公の神名綾人と美嶋遙とのラブストーリーを中心として描かれている。エンディングもアニメ版とは全く別モノ。
余計なシーンを全てカットしたため、理解しにくい部分もあるものの、ストーリーとしては非常に洗練されている。映像も非常に美しく、見ごたえのある良質な作品に仕上がっている。
分かりやすい例でいうと超時空要塞マクロスの映画版のような感じ。
劇中の音楽も非常に素晴らしい。声優でもある坂本真綾さんが歌っており、エンディングに流れる「tune the rainbow」は間違いなく名曲。
でも、この作品のもっとも重要なところはそこではない。朝比奈浩子だ。
作品中では人類の敵であるMU（ムウ）との戦いで、突然捕えられたしまった主人公の綾人が一時的に心を寄せる同級生（当て馬ヒロイン）役として登場する。しかし、このストーリーがあまりに切な過ぎる。。。
朝比奈との生活を守るため、MUと戦うことを選択した神名。しかし、そのMUの本当の正体は。
イルミネーション文字が流れる最後のシーンは号泣もの。このシーンが見たいため同じ映画を映画館で二度も見に行ったのはこの作品が初めてだった。
映画はまだ見ていない人にはぜひ見てもらいたい作品。