はいからさんが通る

『はいからさんが通る』とは、『週刊少女フレンド』（講談社）で1975年7号から1977年10号まで連載された、大和和紀による少女漫画である。コミックスは全8巻、文庫版が全4巻で出版され、2018年時点で累計販売部数は1,200万部を突破した。
物語は大正時代から関東大震災までを舞台にした、主人公の女子学生・花村紅緒（はなむらべにお）と、許嫁の青年将校・伊集院忍（いじゅういんしのぶ）の数奇な運命を描いている。
本作品は「第1回講談社漫画賞」で少女部門を受賞した。テレビアニメは1978年6月3日から1979年3月31日まで放送された。当初は1年間の放送予定であったが、モスクワオリンピックのため、放送枠の関係上打ち切り同然の終了となった。1987年には映画化され、紅緒役を南野陽子、忍役を阿部寛が演じた。2017年には大和和紀画業50周年の記念に、『劇場版はいからさんが通る』が2017年11月11日前編、2018年10月19日後編で公開された。また宝塚歌劇団でも花組が公演をした。