Cyberpunk: Edgerunners / サイバーパンク エッジランナーズ

Cyberpunk: Edgerunners / サイバーパンク エッジランナーズ

『サイバーパンク エッジランナーズ』(Cyberpunk: Edgerunners)とは、暴力と退廃と電脳と機械義肢サイバーウェアに満ちたナイトシティで、少年の成長と終焉を描いたアニメ作品。オープンワールドRPG『サイバーパンク2077』と世界観を共有している。
デイヴィッド・マルティネスは、母の死により生活基盤を失い、半ば自暴自棄で遺品の中にあったサイバーウェアを装着。サイバーウェアとの異常な親和性を発揮したデイヴィッドは傭兵として注目されていくが、その果てには残酷な運命が待っていた。

Cyberpunk: Edgerunners / サイバーパンク エッジランナーズのレビュー・評価・感想

Cyberpunk: Edgerunners / サイバーパンク エッジランナーズ
8

エッジの向こう側へ

CD Projekt REDが制作したゲーム「サイバーパンク2077」が原作のNetflixオリジナルアニーション作品。

人体改造と精神のネットワークへの拡張が可能となった未来で起こる、人間の愛と闘争が描かれます。
AKIRAや攻殻機動隊といったSF作品が好きな方にはもちろん、感動できる作品として誰にでもオススメできる作品です。

原作ゲームのような難解なストーリーや世界観設定をあえて端折り、分かりやすく誰もが共感できる主人公の動機とスピード感あるストーリ展開で最終話まで一気に視聴させてくれます。
最終話の展開は、それを引き立てる音楽と共に涙なしには見られません。

制作はグレンラガン、キルラキル、プロメア等を手掛けたTRIGGER。
カラフルでド派手なアニメ表現とスタイリッシュなアクションを得意とする同社により、サイバーパンクのエレクトリックでギャングな電脳世界が美しく描き出されています。

どこかアメリカンポップを感じる作風とハードボイルドなストーリーを調和させた手法は見事であり、TRIGGERの実力を感じさせます。

本作品は原作ゲームへの人口動員にも大きく貢献しました。
原作ゲームを2倍楽しませる、ジャパンアニメーション、必見です。