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マイケル・ジャクソン最後のステージ
20世紀音楽界に歴史を作った人物。マイケル・ジャクソン。有名なところと言えば、「スリラー」、ムーンウォーク、圧倒的な歌唱力。『THIS IS IT』は、数々の名曲を世に送り出した彼が最後のステージとして立つ舞台裏の作品です。結果としてステージに立つ直前に亡くなってしまいますが、この作品を通すことでマイケルの最後のステージにかける思いが伝わります。一曲一曲スタッフと細かい打ち合わせをしているところや、ダンサーやスタッフに対して謙虚に接するところはまさにキングの風格そのもの。さらにキャストは『ハイスクール・ミュージカル』で監督を務めたケニー・オルテガや『THIS IS IT』の作品を通して有名になったオリアンティ・パナガリスなどベテランから若手まで様々な年齢層の人たちが彼と一緒に作品を作り上げています。時間としては2時間ですがあっという間に流れて行きます。彼をよく知らない方でも十分に楽しめる作品となっています。彼が音楽を通して伝えたかったことが全てここに凝縮されています。20世紀の音楽を作り上げた彼が最後に見せる音楽に対する思い、世界に対する希望。いまこそ、この状況こそ見るべき作品ではないでしょうか。