ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜

ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜のレビュー・評価・感想

ホッタラケの島 〜遥と魔法の鏡〜
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大切な人と、家族と見てほしい。

この作品は、入間市のとある稲荷社に伝わる民間伝承をモチーフに作られた作品です。
主人公の遥の声を演じているのは、綾瀬はるかさん。
ホッタラケ島の住民でホッタラケ島を一緒に冒険をするテオの声を演じるのは沢城みゆきさん。
この二人が出会うきっかけは、亡くなった母の手鏡。遥が小さいときに母から読み聞かされてきたお話から物語は始まります。
母を亡くし、父と二人暮らしの遥、父はお年頃の娘を持ち上手く接することができず、親子の間にすれ違いが起きます。
そんな中、子供の頃遊んでいた武蔵野の神社を訪れ、そこで奇妙な狐テオを偶然にも遥は見てしまうのです。
女子高生の遥とテオが母の手鏡を探す冒険にでるのです…。
ホッタラケ島には、みんなが使わずほったらかしにしているもので溢れていました。
テオたちは人間がほったらかしにしたものを集めては再利用し生活をしていました。
テオは自分に自信が持てない弱虫で、遥は明るく活発な女の子。この二人が協力しあい手鏡を探します。
ホッタラケ島には、遥が昔お人形遊びをしていた羊の縫いぐるみコットンに出会います。
島でのコットンは命が宿っておりお話ができ、遥との再会を果たします。
遥とテオの友情、想い出、大切な時間をホッタラケ島で思い出していきます。

この作品は心暖まる映画です。
大切な人や家族と是非見てほしい作品です。