ヴィンチェンツォ(テレビドラマ)

ヴィンチェンツォ(テレビドラマ)のレビュー・評価・感想

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ヴィンチェンツォ(テレビドラマ)
8

スタジオドラゴンが贈る!今年最高のダークサイドヒーローサスペンス!

「キム秘書はいったい、なぜ?」や「愛の不時着」で知られる韓国のドラマ制作会社、スタジオドラゴンが贈る、ダークヒーローコメディ!
イタリアンマフィアの顧問弁護士である主人公ヴィンチェンツォ・カサノが、悪をもって悪を制す!
かつて、中国の富豪に隠すよう頼まれた金塊を、自らが手に入れるため、組織に裏切られたことを機に渡韓。
しかし、金塊を隠した地下室の上には、過去に訳ありの入居者ばかりのクムガ・プラザが建っている。
そして、その中のひとつの弁護士事務所藁と運命は交錯していく。
藁の代表弁護士が担当している韓国大手のバベル製薬の薬害事件。
時を同じくしてバベル製薬の関連会社のバベル建設は、金塊の事はつゆ知らず、違法な手段でクムガ・プラザの開発を進めていた。
バベルと言う同じ敵を前に共闘したヴィンチェンツォと藁の代表弁護士だったが、あまりにもバベル側は強敵で、弁護士は偽装された事故で命を落としてしまう。
そこで新たにヴィンチェンツォの仲間になったのが、藁の代表弁護士の一人娘であるホン弁護士だった。
様々な残虐な手口を使い、ヴィンチェンツォとホン弁護士を妨害するバベル側だが、
ヴィンチェンツォもクムガプラザの訳あり入居者達の信頼を得ることで本場イタリアのマフィアさながら、ファミリーの仲間を増やしていくのだった。
物語もさることながら、同じ制作会社故に、他のドラマの登場人物が出ていたり、パロディもあるのも見所。