ウタ(ONE PIECE)

ウタ(ONE PIECE)

ウタとは、尾田栄一郎原作の人気漫画『ONE PIECE』の劇場版『ONE PIECE FILM RED』に登場する主要人物の1人。劇場版オリジナルキャラクターとして制作された。本作のメインヒロインであり、キーパーソンとして登場する世界の歌姫。超人系悪魔の実「ウタウタの実」の能力者で、自分の歌声を聞いた人間の意識を現実世界そっくりの仮想空間「ウタワールド」に引き込む。ワールドに閉じ込められた人たちは現実世界で昏睡状態となっており、その肉体をウタは操ることができる。ワールドに引き込まれた人は自力で現実世界に戻ることは不可能で、ウタが眠ることによりワールドが消える。しかしウタが死んでしまった場合は引き込まれた人たちも二度と現実世界に戻ることができない。
ウタはワールド内で思い通りのことを自在に行い、戦闘においても歌声で相手の攻撃を無効化したり、空中に浮かんだ五線譜に相手を張り付けて拘束することができる。そのためほぼ無双状態となる。
幼少期はシャンクスの娘、赤髪海賊団の音楽家として行動を共にしていたが、音楽の国「エレジア」を訪れた際にその歌声を披露したことで、魔王・トットムジカを目覚めさせ国を滅ぼしてしまう。赤髪海賊団がその罪を被り、ウタは「エレジア」の元国王・ゴードンと共に残されることとなるが、ゴードンから全て赤髪海賊団のせいであると言われ、自分を置いていったシャンクスたちを恨むようになる。その後、自身の歌声を世界に発信するようになり、ファンからのメッセージを機に「辛いことや悲しいことが一切無い世界」を作るための計画を実行することとなる。

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