世界中で大ヒットしたABBAの魅力・楽曲の汎用性について
ABBA(アバ)は、スウェーデンのアーティストグループである。活動期間は1974年から1982年、および2021年以降である。アイネッタ、ビョルン、ベニー、アンニ=フリッド、の4人グループで、それぞれの名前の頭文字をとって「ABBA」というグループ名となった。
ABBAの曲は、どれも世界的に大ヒットしたものばかりである。日本のテレビ番組やドラマでもよく使われており、メンバーの顔は知らなくても、曲は聴いたことがあるという人は多いだろう。中でも有名でよく日本のメディアでも耳にするのは「ダンシング・クイーン」や「チキチータ」や「マネー・マネー・マネー」だろう。特に、「マネー・マネー・マネー」は、サビの部分の歌詞が非常に分かりやすい英語かつ繰り返しのメロディで、印象に残りやすい。日本では、お金に関するテレビ番組でこの曲が使われていることを非常に多く見かける。
また「マンマ・ミーア!」という曲をもとにしたミュージカルも制作された。このミュージカルには、ABBAの名曲がふんだんに使われている。2008年にはこのミュージカルは映画化され、メリル・ストリープなど有名な俳優が多く出演している。もちろん、映画のほうにもABBAのヒット曲がふんだんに使われている。ABBAの曲を1度しっかり楽しみたいという方には、この映画を観てみることをおすすめする。
ABBAの英語は発音も非常に丁寧できれいである。4人の声は透明感があり、ハーモニーも美しく耳に心地よい。ABBAのファンであることを公言しているアーティストも多く、カバー曲も多い。1982年で活動を休止していたが、なんと40年ぶりに再結成し、アルバムを発売したのである。再結成をした2021年にはABBAの平均年齢は74歳だった。変わらない美しい歌声に再び驚かされた。