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倹約の工夫はおもしろかったけど…
堺雅人さん主演の時代劇です。
今、すごい借金がと倹約に励む話で、時代劇だけど、家族の生活、損得勘定を映すなんて珍しくてすごいなと思いました。今までの時代劇とは違うもので、おもしろいなと感じるところもありました。
でもやっぱり盛り上がりは少ないし、なにより音楽が物悲しい感じがして、見ているこっちの悲しい気持ちになっちゃいました。それがちょっと嫌でした。でも、直之のおかげで立て直しができたのは事実ですし、息子もいい仕事につけたようです。
経理とかって嫌だなあってことだけどほんと大事な仕事なんだなと思いました。直之の奥さんは節制を工夫と楽しめていて、すごいいい人だなと思います。息子のお祝いを用意できないとか、すごいみじめな気持ちになる人もいると思います。そこを鯛の絵でお祝いだって楽しんでて、いいご家族って思いました。どちらもが同じ方向を見ているというか、だから子供もまっすく沿ったんだなと感じました。私もそういうふうに日々の生活を楽しみたいし、家族のことも大事にしようってなりました。
コメディなのですが、大爆笑という感じではなく淡々と進む本作、どちらかというと映画というより歴史の再現Vみたいな感じなので、家でだらだら見る分にはおもしろいかもしれません。キャストは豪華なので、その意味では楽しめる映画でした。