魅力的な悪役のオンパレード
元々『ダークナイト』の映画のファンで、この作品もたまたまレンタルビデオをしていた頃に借りていたものですが、最近、Netflixにてシーズン5が解禁となりました。バットマンは正義の味方という設定がメインとなってくるかと思いますが、この作品はバットマンの若き日に起こった出来事を映画とは関係なくドラマ化したもので、ゴッサム市警の刑事ジムが主人公になってくるストーリーです。
まず作品自体はバットマンの初期設定に基づいて、ゴッサム市警が色々な悪者を捕らえてくるのですが、そこにはギャングの抗争やお金の絡んだビジネスでのやりとりなど様々な背景の登場人物が出てきます。シーズン1〜4までに様々なことが起こるのですが、シーズン5では一斉に皆生き返ってきて、新たに手を組んだり、警察を出し抜いて街を支配する様な輩も出てきて、特にエキサイトします。ジョーカーの前身となる「ジェレマイア」と呼ばれる男が街の橋を破壊し、州から孤立してしまうゴッサムシティ。そこにさらに昔の同僚で肉体改造されて操られる「ベイン」などダークナイトの悪役との対決が見ものとなってくるのですが、ジムとしてはやらなければいけないことが多数ありすぎて、もう忙しいです。
ストーリー自体の展開もテンポ良く進み、話ごとの繋ぎもとても上手なので、心地よく見れる1本だと思います。特にこの年末年始、一気見するにはぴったりなので、暖かい部屋でスピード感のある個性的な登場人物とアメリカンな雰囲気のある街並みを楽しみながら見てほしい作品です。