ヤングガン / Young Guns

ヤングガン / Young Gunsのレビュー・評価・感想

ヤングガン / Young Guns
9

墓場に刻まれた言葉は ONE WORD PALS(仲間と..) YOUNG GUNN

西部のならず者だったビリーや、下っ端だった若者を率い、英国の主将タンストールさんが汚い政治家を手を組んだマーフィーとの闘いの物語である。タンストールさんは流れ者を雇うのが趣味でそこで無職の男ビリーと出会う。マーフィーとの闘いでタンストールさんは殺されてしますが、無職の流れ者のビリーを率いた、若い5人の警備団はしだいしだいにマーフィーに追い詰められるが、次から次へとマーフィー一族をしとめてゆく。最期はとても感動する西武劇であるが、この物語の最も魅力的なものは、ならず者通しの仲間(友情)である。違う一族や違う人種であるもののその壁を越え、仲間として、若い5人は暑い友情に包み込まれていく。そして、若い5人の警備団はマーフィー一族の政治家を倒すため、この戦争に勝つことになるのである。YOUNG GUNはⅠとⅡとリリースされているが、主人公ビリーザキッドは人の心を動かす力があり、映画を見ていくうちに次第に魅了されていく、そんな存在だ。若いころ苦労をしている方や廃人など痛い思いをされている方にはこの映画はまさにうってつけの物語であり、廃人からのサクセスストーリーを描いてくれる。そして何よりもこのストーリーのキーとなるのは西部劇の手厚い友情である。