Spinna B-ILL

Spinna B-ILLのレビュー・評価・感想

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Spinna B-ILL
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初めての人でも聞きやすいオススメジャパレゲミュージシャン

◎人物紹介
1973年生まれのシンガー・ソングライターで、出身地は島根県です。

日本人離れした声と歌唱力は、身体の奥から魂を湧き立てられるような、その場がとろけてしまうようなファンキーな世界観を、実に個性的に表現しており、グルーヴィで唯一無二と言えるものでしょう。

その個性を活かし、レゲエに限らずソウルやヒップホップなどをベースにした楽曲を多彩に歌いこなしています。

尚、Spinna B-ILLの「スピナ」は元々の活動であったブレイクダンスにおける回転するという意味の「スピン」からきたもので、「ビル」は、彼の厚い唇からインスピレーションされたものです。

◎略歴
当初ブレイクダンスなどのダンサーをしていました。それが、様々な活動・出会いをしていく中で、唄うたいへとスイッチしていく事となります。

2002年には、ロックバンドのthe cavemansと共に「Spinna B-ill & the cavemans」を結成し、デビュー・アルバム『Humarhythm』をリリースしました。

当バンドとしては、さらに2枚のオリジナル・アルバムを発表しています。

中でも「ライオンの子」は、レゲエファンの心を鷲掴みにし、彼らの代表曲の一つとなりました。

それらを引っさげて「FUJI ROCK FESTIVAL」や「横浜レゲエ祭」など数々のフェスに出演しながら、ジャパレゲ界を牽引するような圧倒的な支持を得ていきます。

しかしそんな中、2005年4月に惜しまれながらも「Spinna B-ill & the cavemans」は解散してしまいます。

ソロとなり、同年ギタリストKenji Jammer氏とのコラボでアルバムをリリース。その中の収録曲である「何度も…」は、2005年を代表するバラードとして話題になりました。

2006年以降は、ソロシンガー “Spinna B-ILL” としてさらなる活動をしていきます。

ソロ活動の他にも、多数のアーティストとのコラボを果たしており、様々なテイストの曲を世に送り出しています。

◎主な作品、オススメの曲

Spinna B-ill &the cavemans
「まっすぐに」
「ライオンの子」
「雨たらたら」

Spinna B-ILL & Kenji Jammer
「何度も…」

Spinna B-ILL & HOME GROWN
「ミテルヨ」
「幸せの実」