グッバイ、レーニン! / Good Bye Lenin!

グッバイ、レーニン! / Good Bye Lenin!のレビュー・評価・感想

グッバイ、レーニン! / Good Bye Lenin!
8

ドイツ好きの方、必見

レトロで淡々としたストーリーの中に、静かな皮肉やユーモアなどが点在しており、気負わず観られる映画と言えるでしょう。
「ベルリンの壁崩壊」という歴史的な時代における、東ドイツの一般家庭の青年とその家族やご近所、職場などに関するストーリーです。決して堅苦しい映画ではなく、当時のベルリンのちょっとした出来事がたくさん散りばめられていて、ストーリー以外も楽しめる映画となっています。特に東ドイツ時代の物を探しながら観るのががおすすめです!当時、ベルリンの壁崩壊という歴史に残る出来事があったとき、一般家庭の人がどのような生活をしていたのか、を中心に描かれています。テレビや書籍で知ることができるのは、その頃の政治や経済の話ばかりで、一般人の生活についてはそんなに知られていないのではないかなと思います。
日本ではまだ、気軽にドイツ映画をみられない気がします(映画館でみたことがありません)。この映画を機に、出演している俳優たちや、他のドイツ映画にも興味をもっていただきたいです。
ドイツ語やドイツに少しでも興味があれば、またはうっすらドイツの歴史を覗いてみようと思うのなら、ぜひ!