Adler

Adlerのレビュー・評価・感想

Adler
9

ライブに強いインディーズロックバンド ”Adler”

Adlerは2018年9月から都内を中心に活動している4ピースバンドだ。
2018年9月に初めて上越EARTHでライブをしたのが活動の始まりである。
2020年には2nd E.P.「Twilight」を販売開始すると同時に、発売記念の自主企画と全国リリースツアーを行い、さらには、5月から年末まで8ヵ月連続で毎月自主企画「Butterfly Effect」を開催するなどAdlerは挑戦の手を止めない。
2021年8月には1stミニアルバム「Sentimental Colors」をリリースした。
二曲目に収録されている「リビングデッドサマー」はライブの定番曲である。
「泣きたいくらい今が恋しい」という歌詞から始まるこの曲は、軽快なリズムとAdlerらしい爽やかなバンドサウンドが特徴的である。
また、Adlerのライブには会場全体が一体となって盛り上がれる良さがある。
ライブではリビングデッドサマーのイントロが始まると同時に、森田啓介(Gt.)と岡見知樹(Ba.)の二人が観客を煽るため前に出てくる。曲と連動したパフォーマンスはまさに圧巻だ。
さらに、開始直後の機材トラブルさえMCで笑いに変えるなど、本番ステージ上でのトラブルに屈しないという強みも持ち合わせているため、ライブに強いロックバンド”Adler”が行う自主企画には期待が高まる。