EDENS ZERO

EDENS ZEROのレビュー・評価・感想

New Review
EDENS ZERO
10

宇宙を舞台にした冒険譚 EDENS ZEROの魅力を追った。

大宇宙を股にかけるファンタジーEDENS ZERO。2018年の連載開始以来、多くのファンを獲得してきた。
主人公シキとその仲間たちが広大な宇宙を舞台に、宇宙のどこかにいるとされる大魔導士マザーを目指すという冒険譚。そしてその中で登場する数多くの敵キャラも忘れてはならない魅力の一つ。銀河六魔将と呼ばれる六人の武人が登場するが、その一人一人が夢に溢れる能力を有し、主人公たちと見応えあるバトルを展開。ファンタジーバトル漫画に欠かせない王道パターンで多くのファンを沸かせている。
闇の錬金術師ドラッケン・ジョー。皇帝ポセイドン・ネロ。大海賊エルシー・クリムゾン。それ以外にも敵として登場するキャラクターは魅力的なものばかり。
物語にはエーテルギアと呼ばれる魔法のような力が登場する。重力を操る力、タイムリープする力、機械を操る力など、非常にロマンのある能力が盛り沢山。夢のある能力同士の熱いバトルというのも、この作品の欠かしてはならない魅力だろう。
そして作中には人間だけでなく、ドラゴンやアンドロイドといった種族も数多く登場する。異種間の共生という深いテーマを投げかける作品でもあるのだ。
冒険、バトル、そして異種族との絆という数多くの魅力を兼ね備えた作品と言えるだろう。