お文具のアニメ

お文具のアニメのレビュー・評価・感想

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お文具のアニメ
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アニメレビュー『お文具のアニメ』何も考えずに楽しめる癒しのゆるキャラアニメ

『お文具のアニメ』は、白玉団子のような見た目の不思議な生き物「お文具」さんと、その仲間たちの日常を綴ったアニメだ。作者の名前は主人公と同名のお文具さんで、SNSへ投稿したイラストから人気が広がった。
4コマ漫画はTwitter(@imoko_iimo)とInstagram(@obungu_mofumofu)で、アニメはYouTubeチャンネル『お文具のアニメ』で見る事が出来る。
動画はおおむね2~4分に収まる構成で、スキマ時間にサクッと楽しめる長さとなっている。書籍化もされており、SNSに投稿してきた4コマ漫画に新たに描き下ろしを加えた『お文具といっしょ』が講談社から出版されている。

登場するキャラクターは、お文具さん、プリンさん、名も無き者さん、猫さん、ゼリーさん、子猫さん。皆「ポヨン」とした丸いフォルムで絵柄もシンプルなので、ゆる~っとリラックスして観る事が出来る。
SNSやYouTubeで数十万人のフォロワーを持つほど絶大な支持を得ている『お文具』さん。その人気の秘密はどんなところにあるのだろうか。
動画のコメント欄をのぞいてみると…
「心がほぐれた。お文具さん達にすごく救われています」
「癒しの極み」
「お文具さんは心の安定剤」
「リラクゼーションとエンターテイメントの融合」
「ゆるいのに、たまに哲学的で心に響くこと言ってくれる」
(出典:YouTubeチャンネル『お文具のアニメ』コメント欄)
など、「お文具さん愛」溢れる言葉が多数寄せられている。

視聴のタイミングは「出勤前」「宿題しながら」「寝る前に」と様々だが、コロナ禍で以前にも増してストレスを溜め込む要因が多い昨今、「お文具」さんが視聴者さんの疲れた心を癒す欠かせない存在となっている事が伝わってくる。

他にも、キャラクターの口調や声の可愛さも大きな魅力の1つと言えるだろう。ボイスチェンジャーでエフェクトをかけていると思われる子どものような可愛い声で、「いいよぉ~」「ちゅるちゅるめんめん(麺類をすする音)」「たんぽぽぽ」など独特な口調で話すのが特徴だ。耳に心地良く優しい声なので、作業用BGMとして動画を聞き流すファンも多いようだ。

さらに、ファンの方のコメントにも「たまに哲学的で心に響くこと言ってくれる」とあったように、
「がんばらな糸(頑張らないと)はゆるゆるで…」
「嫌なことに飲み込まれてしまっては自分ではなくなるのです。自分たちは自分たちの好きなもので出来ているので、嫌なものを無理に取り込む必要はないのです。好きなものを自分のいちばん側に添えて…」
(出典:YouTube動画『頑張りすぎている人に見てもらいたいアニメ』『オブンルール』)
など、優しい名言も多い「お文具」さん。

せわしない日々の生活に疲れを感じている方や、つい自分に厳しくなりがちな方、普段アニメに馴染みのない方にぜひオススメしたい作品だ。

お文具のアニメ
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ためになる癒しアニメーション

Twitterの発信から始まったイラストがYouTubeでアニメーションになって投稿されています。お文具さんという白い人間のようなおもちのようなキャラクターが、可愛らしい機械声で語りかけてくれるアニメーションです。
登場人物(人ではないかもしれないが)はお文具さんの他に「ぷりんさん」「猫さん」「名もなき者」「ゼリーさん」の四人がいます。どのキャラクターもふにゃふにゃな雰囲気で癒される簡単デザインのキャラクターで、人間社会においての闇や悩み社会の話題などをもりこんだ楽しい会話をしています。
一度見たら癒されること間違いなしなのですが、それはもしかしたらあなたの心が疲れている証拠なのかもしれません。無意識に癒しを求めている状態なのかもしれません。
そんな人に向けた大人のアニメーション「お文具さん」は子供にも大人気。ぷりんさんという身近なキャラクターの存在があるからかもしれません。5人の中では一番まともというか、一般的な考えをもった人物?だからです。
お文具さんのアニメは気晴らしに、気が向いたら、暇つぶしに、癒されるために見るものかなと思いますが、四コマ漫画のように気楽に楽しむのにちょうどよい作品となってます。