感動系サッカー漫画
あらすじ
県内でも有数の不良が集まる蘭山高校。そこに新入生の成田信吾を含め中学最強の4人が入学してきた。蘭山高校のサッカー部は不良のたまり場になっていたが、それを更生するために黒木が監督として呼ばれる。黒木と成田を中心としてサッカー部を改革していくのだった。
ばらばらだった不良だがマネージャーである高畑麻衣(マイ)の歌声によってまとまりだす。不良たちも次第にサッカーに真摯に取り組み始め、日本一を目指す。しかしある時マネージャーの高畑麻衣の脳に腫瘍があることが発覚した。自分たちをまとめてくれた麻衣に元気を出してもらうためにも勝ち進むことを心に決める。
面白い点
試合の緊張感がたまらない。スピード感や選手の疲労感、ゴールした時の喜びは大変緊迫感がありお勧めである。負けが確定しても、1点でも取るために試合を捨てない選手の頑張りなどには涙があふれてくるだろう。また、試合中に麻衣の死亡を知らされても、涙を流しながらも麻衣のために足を止めず勝利をもぎ取りに行く姿は感動を覚える。
最初から終わりを決めている無駄のないストーリー構成のすばらしさ、キャラクターに感情移入できる物語展開がとても素晴らしい漫画だと思う。