Rent: Filmed Live on Broadway

Rent: Filmed Live on Broadwayのレビュー・評価・感想

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Rent: Filmed Live on Broadway
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世界的に有名なミュージカルのブロードウェイ公演を体感できる作品

ブロードウェイでロングラン上演されているミュージカル作品です。タイトルを知らなくても、「seasons of love」という劇中歌を知っているという方は多いのではないでしょうか。舞台は、1989年のニューヨーク。イースト・ヴィレッジで毎月の家賃も支払うことが困難な生活を送る若者たちが、ドラッグやエイズ、同性愛、友人の死などさまざまな問題に直面しながらも、愛や友情を信じ夢に向かって今日という日を懸命に生きていく姿が描かれている。題材としては重めであるが、作中の音楽がロック調であったり、クスッと笑えるシーンが所々に散りばめられていたりするので、夢中になってみることができます。作品終盤の「seasons of love」では、それぞれのバックグラウンドを抱えながらも、生きようとする魂の叫びが歌に乗っていて、力強さが伝わってきます。出会い、衝突、葛藤、別れに付随するさまざまな感情が表現されているので、場面場面で喜怒哀楽が揺すられるだけでなく、鑑賞後には「目の前の一瞬を懸命に生きること」の大切さを感じさせられます。最後に、この作品はブロードウェイ公演のファイナルパフォーマンスを収録したものなので、実際にミュージカルを目の前で観劇している気分を味わうことが出来るところも魅力です。