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涙あり、笑いあり、感動あり！心が熱くなる青春ベースボールストーリー！
主人公の朝富士大生は幼少期に四番エースで甲子園に行く、お母さんとお父さんを甲子園に連れていく！と約束をする。
両親はそれを笑顔で応援してくれた。それはそれは仲睦まじい家族だった。
ある日、惨劇が朝富士家を襲う。朝富士家は交通事故に遭い、主人公の大生は両足に大怪我を負ってしまう。残酷なことに両親はその事故により他界してしまう。
甲子園という目標、両親というかけがえのない支えを失った大生は何をする気力も果ててしまう。
しかし、両親がくれた一台のブラウン管TVが大生を大きく変える。
その時はすでにアナログ放送が終わっており、TVには砂嵐だけが延々と流れていた。大生はそれを見て少し心が落ち着く様な感じがしてそれを見続けていた。
そこには映るはずのない両親との思い出が大生には鮮明に見えた。そこで大生は両親のお葬式でも出なかった大粒の涙を流した。大生は両親との約束を思い出し、再び甲子園をめざし、2年間リハビリに打ち込み、見事復活を遂げる。
それとともに2年間TVの砂嵐を見ていたことにより、驚異的な動体視力も手に入れる。
2年間のブランクがあるため、技術面はダメダメなのにもかかわらず、強肩、俊足、強打、驚異的な動体視力、根性、ポジティブ精神を武器に
朝富士大生は両親との約束を果たすために甲子園を再び目指す！