ヤードバーズ / The Yardbirds

ヤードバーズ / The Yardbirdsのレビュー・評価・感想

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ヤードバーズ / The Yardbirds
9

3大ギタリストが通った道

ビートルズ・ローリングストーンズ・フーetc...
60年代のイギリスからは後々末永く活躍する有名なバンドがあまた出現します。
しかし、皆さんはヤードバーズをご存じでしょうか?
三大ギタリストが在籍したバンドくらいの認識で実際聞いたことがない人が多いと思います。
聞くとなかなか面白いです。
まずは最初のエリック・クラプトン在籍時。
若々しく、そしてブルースをこよなく愛する白人青年がピュアなブルース・ギターを聞かせてくれます。
そして、つぎはジェフ・ベック在籍時。
ブルースカバーバンドから一気にサイケデリックなポップバンドへ変身です。
ロカビリーやレス・ポールの影響を受けているジェフのスタイルがエリックとは違った味を引き出します。
そしてジェフとジミーのツインリードギターを少し挟んでジミー・ペイジ期へ。
バンドとしては最後の時になりますが、ライブ音源などを追いかければレッド・ツェッペリンのファースト・アルバムに収録されている「幻惑されて」などをすでにやってますし、バイオリンの弓で弾いてたりします。
プロデューサー、ジミー・ペイジはここでレッド・ツェッペリン構想を練っていたのです。
アルバムは6枚ぐらいですが、いろんな変化が見れてとても楽しいバンドです。
皆さんもぜひ一度聞いてみてください。