DADARAY / ダダレイ

DADARAY / ダダレイのレビュー・評価・感想

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川谷絵音プロデュースバンド!DADARAYの魅力とは

川谷絵音さんの仕事量、エグいですよね…?indigo la Endから始まりゲスの極み乙女。、お笑い芸人やプロのピアニストと組んだジェニーハイに、ポストロックのichikoro、一時期本当にどうやってスケジュール管理をしているのか疑問の嵐になっていましたが、4つもバンドを掛け持ちしている上に他アーティストへの楽曲提供やバンドのプロデュースまでしているのをご存知でしょうか?それがまさに「DADARAY」というバンド。ボーカル・キーボードのREIS、キーボード・コーラスのえつこ、ベースの休日課長、このスリーピースバンドが作り出す音は川谷絵音の提供した楽曲と化学変化を起こしとんでもない音の数々が生み出されているのです。魅力は主に2つ。
1. 川谷絵音の楽曲を女性ボーカルが歌うこと
2. ツインキーボード、ベースという楽器編成
1. について、川谷絵音の楽曲は一人称が女性の立場であることが多いのですが、なんとなくそれについて違和感を覚えるリスナーもいたのではないでしょうか。かくいう私も川谷絵音の作るメロディや詞に胸を打たれることはたくさんありましたが、どうして男性のボーカルがあえて女性目線の曲を書いて歌っているんだろうと疑問を感じていました。それと同時に湧いてくるのが、楽曲が好きだからこそ「川谷絵音の曲を女性の声で聴きたい」という願望。そんな私の希望が叶ったのがまさにこのバンド。そこに乗るREISの艶やかで伸びのある、且つ女性の強さを表すような芯のある歌声が本当に良くマッチしているのです。神様、この二人を出会わせてくれてありがとうと言わざるを得ない。
2. について、DADARAYの楽器編成はキーボードが2つとベースというスリーピース。もちろんギターとドラムのサポートメンバーはいますが、楽曲のメインの音となるのがキーボードとベースになるのでなんとなく品のある印象を持ちます。品格がありつつ、個々の音がしっかりと聞こえてくるのでとても充実感があります。
以上の2つの魅力に魅了されるリスナーがじわじわと増えています!川谷絵音の楽曲をDADARAYの音に昇華させていく刹那的な瞬間をあなたも目の当たりにしたくありませんか?