藍色アポロ

藍色アポロのレビュー・評価・感想

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藍色アポロ
8

「ASIAN KUNG-FU GENERATION」以来の衝撃!王道ロック「藍色アポロ」

バンドの「藍色アポロ」をご存知だろうか。the王道ロックがこのバンドの魅力であり、「ASIAN KUNG-FU GENERATION」のような2000年代ロックを彷彿させる。メロディ、音作り、歌詞のどこを切り取っても完成度が高く、演奏力があるバンドなのがわかる。キャッチーなメロディにメッセージ性のある歌詞がとても心に残る。彼らの音楽に対する想いや、本気度は楽曲から感じ取れるだろう。
「藍色アポロ」の歌詞や曲名には色が入っていることが多く、色は人によって感じとるイメージだったり印象が違うのが面白さである。バンド名にも”藍色”が入っており、驚くことに藍色は48種類も存在し、紺や空色などが代表的なものだ。聴く人によって曲に抱く感情がそれぞれ違うというのを示唆していると思われる。
中でも「カゲロウ37℃」という楽曲はギター、ベース、ドラムが互いを邪魔しておらずうまい具合に演奏されている。ギターが目立つかと思うがよく聴くとベースとドラムのリズム隊がギターを最大限に活かしているのがわかる。
今後の活躍に目が離せないバンドであるのは間違いない。これからも自分たちの音楽性を信じて貫いていってほしい。