ディスタービア

ディスタービアのレビュー・評価・感想

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ディスタービア
8

ハラハラが続く。

自分のせいで父が亡くなったという自責の念にとらわれている感がとても出ていて、そこもよかったし、自宅謹慎を命じられ、何もできないもどかしさとか、だから覗きにハマるとかがわかるわかるって感じでおもしろかったです。ホラー要素もあって、父の事故の迫力もすごかったですし、女性連続殺人犯じゃないかと思われる男との戦いも迫力がありました。最初、女の子の着替えとかを除いていたのに、だんだんと犯罪監視みたいになっていくのがよかったです。覗かれていた女の子も一緒に除きに参加しちゃうし…。主演はシャイア・ラブーフでいかにも若者って感じのところがよかったです。警察に監視されている身だというのに除きをしたり、犯罪予防しようとしたり、どこか能天気なのも若者特有ってかんじでいいです。女の子もかなりおバカというか、覗かれていたのに仲間になって、すごいなって感じでした。どんどん狂気に駆られてっていうか、これは俺の仕事だみたいに監視をやめられなくなっていくところがよかったです。ずっとハラハラしっぱなしでよくできた映画だと思いました。まさか母親が捕まるとはね…。いい展開です。結構よくある話なのかもしれないけど、ハラハラがつづいて飽きない映画だったと思います。