スター・トレックIII ミスター・スポックを探せ!

スター・トレックIII ミスター・スポックを探せ!のレビュー・評価・感想

New Review
スター・トレックIII ミスター・スポックを探せ!
9

作中人物の「ミスタースポック」が本編映画の監督を務めたシリーズ異色作『スポックを探して』

『スタートレックIII・スポックを探せ!』は1984年に公開された米国のSF映画で、脚本と製作はハーヴ・ベネット、監督はレオナード・ニモイ、原作はテレビ放映版の『スタートレック』です。本作は映画版『スタートレック』の第3作で、『スタートレックII・カーンの逆襲』(1982年)で始まり『スタートレックIV・故郷への長い旅』(1986年)で完結する3部作の第2部です。
スポック(ニモイ)の死後、USSエンタープライズの乗組員は地球に帰還します。ジェームズ・T・カーク(ウィリアム・シャトナー)はスポックの魂ことカトラがレオナード・「ボーンズ」・マッコイ(デフォレスト・ケリー)の心の中に宿っていることを知って、カークと乗組員たちはエンタープライズ号を奪取してスポックの肉体を母星ヴァルカンに帰還させようとする。乗組員たちはクルーグ艦長(クリストファー・ロイド)に率いられた敵対的なクリンゴン人が強力なテレフォーミング装置の秘密を奪おうとする策謀にも対決を強いられます。
パラマウント映画は『カーンの逆襲』の批評家の行為的な評価と商業的な成功を確かめた後で、本作の契約を明らかにしました。ニモイが映画の監督を行い、『スタートレック』キャストでメガホンを取った第1号になりました。製作者のハーヴ・ベネットは脚本を最初から最後まで書き上げて、さらにエンタープライズ号の破壊するというを衝撃的な顛末を意図しました。ベネットのニモイはコラボを行なってインダストリアルライト&マジックと一緒にストーリーボードや新しい船体デザインの作成に勤しみました。ILMは映画の多くの特殊効果場面を処理しています。ロケ撮影のある1日を除いて、本作のすべての場面はパラムントとILMの環境で撮影されました。作曲家ジェームズ・ホーナーは前作の映画音楽のテーマを拡張すべく呼び戻されました。