サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜

サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜のレビュー・評価・感想

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サウンド・オブ・メタル 〜聞こえるということ〜
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聴覚障害者の音楽体験を感動的に描いたドキュメンタリィ『サウンドオブメタル』

『サウンドオブメタルカッコは2019年に公開された米国の劇映画で、監督はダリウス・マーダー。出演は聴覚を失ったメタルドラマー役でリズ・アーメド、そのほかにオリーヴァ・クック、パウル・ラシ、ローレン・リドロフ、マチュウ・アマルリックです。
『サウンドオブメタル』はトロント国際映画祭のプラットフォーム賞で世界初公開されました。アマゾンスタジオが劇場公開をして、プライムビデオでもリリースされました。映画は批評家の評価も高く、脚本、音響設計、アーメドとラシの演技が賞賛されました。52名の映画批評家のトップテンリストに入っています。アカデミー賞の最優秀作品賞、最優秀脚本賞、最優秀主演男優賞(アーメド)、最優秀助演男優賞(ラシ)に飲みネイトされて、最優秀音楽映像編集賞を獲得しました。
批評集約サイト「ロッテントマト」には、次のような批評家のコンセンサスが掲示されました。「聴覚障害者の体験を感情豊かに再現して見せた『サウンドオブメタル』はリズ・アーメドの情熱的な演技によって作品としての声明を得ている」と。本作は全世界の批評家たちからほぼ肯定的な評価を得ています。クラリッセ・ロウジェリーはダリウス・マーダーの監督手腕とリズ・アーメドの演技を賞賛しています。