機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081‐水天の涙‐

機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081‐水天の涙‐のレビュー・評価・感想

機動戦士ガンダム戦記 U.C.0081‐水天の涙‐
9

戦争はまだ終わってはいなかった…

PS3のゲームソフトでも楽しんで漫画でも楽しみましたがジオン残党軍側と地球連邦軍側、両方の陣営の視点で描かれた内容で1年戦争が終わってもなおかつ敗戦を認められないジオン公国軍の残党により、連邦軍の基地が襲撃され、しまいにはジオン軍から鹵獲したジオン最新MS「イフリートナハト」が強奪され、それを新たに現れる連邦軍特務部隊「ファントムスイープ隊」が追う。最新MSを盗んだのはジオン残党軍が計画している作戦「水天の涙」を決行しようと目論む残党軍一派「インビジブルナイツ」だった。というストーリーになります。
ネタバレになってしまいますが戦争が終わったとは言え、完全に天狗になって気を緩め過ぎた連邦軍側も完全にバカだなあと思えるぐらい管理も杜撰で抜け目ありありだったのは有事の際の参考にもなりました。
戦争が終わったとは言えどまだ抵抗勢力、残存部隊、パルチザンの脅威が残っているとなるとまだそれだけのことを満足してはいけないなと感じました。そんな話を置いておいてプラモデルでもプレミア商品となっているイフリートナハトですが動きも装備している武器もほとんど日本の和を示す忍者が持っているような物ばかりでジオン残党軍側の主人公エリク・ブランケの武士道が伝わってきました。