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聞き手の心にフィットする曲を作るボカロP
すこっぷさんは、2008年にデビューしたボカロPです。デビュー作の「ハローグッバイ」は、切なくも美しいメロディーが特徴で、後に2度リメイクされています。
私が初めて聴いた曲は「アイロニ」で、落ち込んだ時や辛い時に聴くと心に染みわたるような曲です。この曲は、テンポが速すぎず遅すぎずで、「上手に生きるのは難しい。」というキャッチフレーズのもと、人生の難しさや逃げだせない苦しさを描いています。私だけではなく、だれもが辛い思いや苦しい思いをしたことがあると思います。そんなときはこの曲がオススメです。
また、「ケッペキショウ」という曲は、「アイロニ」と同じく100万再生を達成しています。GUMI使用曲でテンポが速く、「汚い世界の汚い自分に。」というキャッチフレーズを掲げています。この曲も暗めなテーマですが、韻を踏んだり早口のパートがあったりと、「聴きごたえのある音楽」という印象です。