沢田研二 / ジュリー

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沢田研二 / ジュリー
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正真正銘のビッグスター

沢田研二は、1967年にザ・タイガースのヴォーカリストとしてデビュー以来、第一線で活躍を続けてきた真のビッグスターです。
彼の魅力はどこにあるのでしょうか?
まずは何といっても、歌が上手いということですね!
ロックバンドのヴォーカル、ジュリーとしてデビューした頃からその甘い声が多くの若い女性を惹きつけてきたのは、いうまでもありません。
ジュリーの歌い方の特徴は、音を伸ばすと、必ずそのあと音程を下げるところです。
これはジュリーらしい特徴で、そこでメリハリがつくという利点があります。
魅力の二つ目は、中性的なその容貌ですね!
また、ジュリーは自身で作詞作曲した曲もたくさんあり、そのなかには、「コバルトの季節の中で」や「渚のラブレター」のような名曲があります。
いずれもジュリーが作曲して、ヒットしました。このあたりは、多彩な才能を持つジュリーらしいところですね!
ジュリーが作詞して歌った曲には、内田裕也のことを歌った「湯屋さん」のようにユーモラスなものなどもあります。
他の歌手にも提供している曲があります。ザ・ピーナッツのために作曲した「東京の女(ひと)」はヒットしました。
また田中裕子にも曲を提供しています。
東日本大震災の後は毎年3月に原発を批判する歌のシングル盤をリリースしているのですが、これも見逃せないところです。
ジュリーは自らの立場を鮮明にしてメッセージを込めた歌を歌っています。さらにジュリーは俳優としても活躍を続けています。
今後ともその活動から目が離せませんね!