幻想水滸伝ティアクライス

幻想水滸伝ティアクライスのレビュー・評価・感想

幻想水滸伝ティアクライス
8

システム面が惜しい!

実は幻想水滸伝シリーズはこれが初プレイです。
いい作品だとは聞いていましたがまさにその通りで、ストーリーも熱く、108人の仲間も個性が豊かで、ゲームの世界にものすごくのめり込める作品だと思います。
主人公に自由に名前をつけることができるのですが、この主人公がなかなかの熱血キャラなため、「自分の分身」というよりは「主人公というキャラ」という感じで見るのがいいかなと思います。
メインのストーリーは重厚かつ、膨大なボリュームがあり、108人の仲間それぞれを演じられる声優さんも超豪華!しかも戦闘中はほぼしゃべりっぱなし!とまさに文句の付け所がない作品かと思いきや、
システム面が少々不親切に感じました。
フィールドや町の中はもちろん、ダンジョンの中も自分で歩いて進むのですが、移動速度がかなりゆっくりなのと、敵とのエンカウント率がかなり高く、
スキマ時間にしかプレイできないんだよね、という人にはちょっとそのあたりがストレスに感じると思います。
移動速度に関してはゲームをある程度進めれば解消されますが、そのタイミングがストーリーの中盤以降になるため、
モチベーションを保つこと等を考えると、そこはかなりネックになる部分かなと思いました。