世界を書き換える預言書RPG アヴァロンコード

世界を書き換える預言書RPG アヴァロンコードのレビュー・評価・感想

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世界を書き換える預言書RPG アヴァロンコード
7

残念な部分が多いです。

DSでビッグタイトルばかりをプレイしていたころ、「なにか変わったゲームがやりたい」と思って購入しました。
預言書と呼ばれる不思議な本で、敵はもちろん、味方の属性や状態をDSならではのタッチペン操作で書き換えながら進行していく、
正統派ファンタジー的世界のRPGです。
キャラクターのデザイン等でほのぼのした感じの世界観に見えますが、実は滅んでしまうことが確定している世界という設定だったり、
英雄だ!と持ち上げられていた主人公がとあるイベントから一転、街を破壊した危険人物として扱われてしまったり等、
ストーリーはかなり重い部分があるものが多いです。
システムは非常に珍しくて面白く、コードと呼ばれる属性のようなものを預言書で管理して戦うのですが、
このコードの管理が非常に面倒です。
どこにどのコードを置いておいたかを検索したりしてくれるシステムがなく、プレイヤーが自分で覚えておかなければならず、
戦闘面で店舗の悪さを感じてしまう部分が多々あります。
さらに、残念ながらゲームとしては致命的なバグが派生しやすいなと感じました。
文字や映像がグチャグチャに重なってなんだかわからなくなり、そのままフリーズ…というバグはクリアするまでに3回ほど遭遇しました。
かゆいところに手が届かない…!少々残念さを感じるゲームではありますが、ストーリーやキャラクターやBGMは本当に素晴らしいです。
頑張れば神ゲーだったのになぁ…と思ってしまう作品です。