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『ちはやふる』だけじゃない心洗われる末次由紀の作品
盲目だった少女が角膜移植をして視力を取り戻します。その少女の名前は南井こころ。
こころは高校生となり同じ高校生の国見真と出会います。
真には触れると人のこころが読める特殊能力を持っていますが、その能力のせいで苦しい人生を歩んできました。そのためこころを閉ざし謎めいた少年として高校生活を送っていました。真とこころは同じ部活、調理部で出会います。真はこころに触れてしまいますが目が見えなかったここころは、目が見えることによって希望に満ちていました。そんなこころと居ると気持ちが楽になり癒やされていく真。その癒やしが実は真の超能力をこころに流してしまった原因になっていました。
こころにも真と同じ能力が…。
真はその事実を知ってしまいこころから離れます。そして月日が流れ出会います。
離れても運命の糸で繋がっているんですね。
こころは真とは違いこの超能力を優しい心で使っていきます。そのため誰からも愛される少女になります。そんなこころと再び出会いまた恋に落ちていきます。
二人で生きていく事を決めますが、結婚するとなると子供が出来ます。その子供に超能力が遺伝するのではないかと不安になる真。
こころは不安を察して真よりも力の強い男の子、優君と出会い面倒を見ます。
こころの心の強さ・もう二度と離れたくないと思う気持ちに胸が打たれます。
色々な困難を乗り越えこころだけではなく、真も自身の超能力を受け入れ優を受け入れこころを全力で守ろうと成長します。