走馬灯株式会社

走馬灯株式会社(そうまとうかぶしきがいしゃ)とは、菅原敬太による日本の漫画作品。
自分の人生をDVDで振り返っていく上での真実や、記憶違い、事件の解決等、「その人間が人生を振り返る必要がある」場合、会社が存在する。 各エピソードはオムニバス形式、もしくは3話以内の完結形式となっており、特定の主人公は設定されていない。 走馬灯株式会社から渡されるDVDを故意に破損してしまった場合、そのDVDに収められていた「人生」が消滅し、その間に発生していたその者に対する他者の記憶も全て消える。ただし、破壊されたDVDの人生の当人および、DVDを破壊した人物の記憶からは消えない。自分の人生が映ったDVDが何らかの理由で破壊された場合は、DVDに収録された人物の人生そのものが消滅するが、その人物は走馬灯株式会社の「株主」になる権利を得る。 各エピソードにおいてこのDVDを起因とし、現実でも事件が起こるケースは多くあり、ハッピーエンドよりも人間の真実、不透明さを残しながら終わるエピソードが多い。